【済】2020年度 聴覚障害をもつ医療従事者の会 第19回例会 (オンライン開催)
「ウィズコロナの時代の私たちの働き方」
日時:2020年12月6日 (日) 10:30~12:45 (10:00開室)
主な内容:
10:30~11:30 全体会
コロナ情勢ミニアンケート 結果報告
事例報告
・透明マスクの導入経過報告
・看護師からの現場報告
・オンラインミーティングへのアクセシビリティ
11:30~11:45 セッティング変更+アイスブレイク
11:45~12:30 テーマ別グループセッション
12:30~12:45 全体会
★情報保障として、手話通訳、UDトークを利用した字幕あり
2020年12月6日例会報告
2020年度の定例会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、毎年開催している例会をZoomを利用した「オンライン例会」という形で開催し、6職種、総勢21名にご参加いただきました。これまでに2回行ったオンライン交流会と同じく、手話通訳およびUDトークを利用した遠隔全文文字通訳がつきました。
4名の会員より報告・発表がありました。コロナ禍情勢下の私たちの就労・生活環境への影響についてのアンケート結果報告、聴覚障がい者のマスク問題、新型コロナウイルス感染症への対応の実態、急速に広まったオンラインミーティングにおける聴覚障がい者のハードルの乗り越え方などの発表で、あっという間の2時間でした。マスク問題では、透明マスクの活用に関するお話もあり、困難も増えている中で、聴覚障害がある医療従事者である自分たちだからこその強みもあるという心強い報告もありました。
発表は通信状態にできるだけ影響がないよう専用サイトを利用し、事前録画を行いました。現在動画に字幕をつけて会員サイトで公表中です。
また、オンラインでのグループセッション(3グループに分けた)は初めての試みだったので、どのようなトラブルが起こるか想像出来ませんでしたが、会員の皆さんからいただいた感想は概ね良好でした。グループセッションでもそれぞれのグループに手話通訳およびUDトークを利用した遠隔全文文字通訳がつきました。
2021年度は社会情勢を鑑みて、またオンラインで行う方向になっています。