きこえを補う工夫・ツール

【透明マスクについて】
コロナ禍以前から、インフルエンザ流行期、花粉症対策などでのマスク装用、また手術など医療行為を行う際のマスク装用は、聴覚障害をもつ医療従事者の悩みの種でした。
私たち聴覚障害者は口型や表情も頼りにしてコミュニケーションをとっているからです。
特にコロナ禍で「全員マスク」になってしまうと、誰が話しているか、話している人がいるか?すらもわかりにくくなりました。
そんなマスク装用下でのコミュニケーションの対策は以下のように様々です。

・身振り手振り指差しなどボディランゲージで補う。
・筆談をする。
・文字情報での情報伝達をしっかり行う。(口頭だけでの指示を避ける)。
・音声文字変換アプリを利用する(UDトーク・Google文字変換・ポケトーク等)。
・補聴器や人工内耳用のマイクを利用する(ロジャー等)。
・手話を交えて会話する。
・透明マスクを使用する。

透明マスクは、とても有用ですが、国産の手に入りやすい医療用の透明マスクが販売されていないことから、実際にはなかなか普及していません。
聴覚障害をもつ医療従事者は高額な輸入品や、医療用ではない透明マスクを工夫して使用している状況で、職場で購入するとしても費用負担がとても大きいこともあり、なかなか理解が得られない状況です。
透明マスクは聴覚障害をもつ医療従事者だけではなく、難聴の患者さんや、認知症などコミュニケーションに課題のある方とのコミュニケーションにもとても役に立つものです。
最近は一般向けの透明マスクが販売されるようになってきましたが、使い捨てが可能な、医療用はまだ販売されておりません。
私たちは、医療や介護の現場で感染対策として使える透明マスクの開発と販売を切望しています。
現在国内で購入可能な透明マスクで、会員の使用経験のあるものをご紹介します。
(他にも有用な情報がありましたらぜひお寄せください。)
繰り返し使用するタイプ
ルカミィ(栄商会)
https://www.sakae-firm.co.jp/product/lookatme/
顔がみえマスク(ユニ・チャーム)
https://jp.unicharm-mask.com/ja/products/transparent.html
透明クリアウインドウマスク(COMPIA)
https://item.rakuten.co.jp/compia/acc0383-2/

使い捨てタイプ
透明不織布マスク(アイグッズ)
https://i-goods.co.jp/covid/original-transparent-mask/

更新日時(2022年5月)